舌が原因の口臭についてどう思いますか?
温度も上がりますので、より口臭が起こりやすい条件が揃ってしまいます。舌に傷がつくと、ヒリヒリする、といった自覚症状が出るだけではなく、舌表面が充血してしまい、乾燥しやすくなります。また、その時によって糸状乳頭の形は全く同じではなく、多少変化していきます。間違った対応法とは、タオルや歯ブラシで擦ったり、市販の舌苔除去用器具で取ることです。ちなみに指で唾液を取った場合に臭うには、唾液の水分がすぐに蒸発してしまい、残った蛋白成分などの臭いにおいを嗅いでいるだけなので、口臭がひどい、という判断はできません。
舌苔に関しては、専用歯ブラシも売れ行き好評な状態で、間違った処理方法をする方が増えているので、歯科医など専門家は眉をひそめている、という状況です。舌苔の除去=口臭防止、が誤りなのは、舌苔は生活反応の結果としてできるものなので、例えば歯ブラシなどで無理やり擦り取ったりしても、根本的原因を解決しない限りは舌苔はまたすぐについてしまいます。また、何らかの道具を使って取ろうとすると、舌に傷をつけてしまい、舌苔が更に厚くなってしまいます。ただ、舌で繁殖する細菌は、口の中の環境が悪くならなければ問題を起こさない細菌で、逆に外からの侵入を防衛する働きを持った、良い細菌です。それでも舌苔は気になるし、取りたい!という方は、正しい除去方法に従って行うことをお勧めします。
食事の後は、舌の表面に食べカスが残ることが多いので、水を口に含み、口の天井を上手に使ってゴシゴシこすり、味や臭気がなくなるまで、数回清掃することです。とは言っても、舌苔が過剰に増えると、やはり口臭の直接の原因となり、更に乾燥が加わると、口臭が悪臭化する可能性はぐっと高くなります。更に詳しく舌を見てみると、糸状乳頭の周りには、細菌が繁殖し、食べ物のカスといった汚れもついています。また、粘膜が常にはがれ続けている状態になるため、それを細菌が分解して臭いガスを発生させるための材料にもなりますし、はがれた細胞が唾液に混じり、唾液自体が臭くなる原因をつくってしまいます。
血が出るまで擦るのは大きな間違いで、こうした乱暴な行為は舌を傷つけ、長く習慣化してしまうと、元に戻らない傷をつくってしまいます。この水は、食事の直後なら飲み込んで吐き出さない方が良しとされますが、道具ではなく水を利用するのと、やり過ぎないことがポイントです。それでは正しい舌苔の処理をご説明します。その結果、体調が悪ければ舌苔はいつもより白く見えるなど、1日の中でも常に変化して見えるのです。
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