インプラントの費用について考える
歯科クリニックはお医者さんですから、インプラント治療も診療行為のひとつです。この数字はどうやってはじき出されたのでしょうか。その見積りはどうやって作成されているのでしょうか。次にいよいよ手術費用。この過程は二次手術費用として見積りに計上されています。大きく分けると事前の精密検査料、1回目の手術、2回目の手術、1回目と2回目の間に経過を観察するための費用、補綴処置の4つに分けられます。
X線の検査や臨床検査など、実際の検査に加えて診断用の模型製作費などもあります。最後は補綴処置。それではまず精密検査料のさらに細かい内訳を見てみましょう。ここにはその時期に必要な治療費が計上されます。そういった納得のためにも、見積書はしっかりと見て説明を受けましょう。最近ではインフォームドコンセント（治療方針の説明や情報開示）が当然になり、治療を始める前にどんな治療をするのかを丁寧に説明してくれます。
インプラント治療はポケットマネーで今すぐ出せるという費用でもないので必ず事前に見積りが出ます。トータルした金額だけを見ると結構なお値段になるという印象を受けますが、ここまで細かく内訳を見ると、実にたくさんのプロセスを経て行われることが分かりますし、これだけの手間が掛かっているから相応の金額だということが分かります。これがインプラント治療の肝ですから、ほとんどがこの部分の費用ということになります。ここで最終的に取り付ける歯の土台作りは完了します。これには術後の検査も含まれています。そこにはまず、インプラントを何本埋め込むのかが明確に記載されています。
仮の歯を入れてしばらく経過を観察します。1回目の手術とは実際にインプラント、つまり人工歯根を埋め込む手術です。インプラント治療もまずは治療計画の説明から始まります。費用の話はその治療方針を患者さんも了解してからです。インプラントの治療費はおおむね1本につき10万円台～40万円でトータルの金額です。さて、治療方針が決まると見積書が出ます。
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カテゴリー：インプラントの費用
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