ペットの糖尿病の関連情報
遺伝的要因としては、犬の場合シュナウザー、スピッツ、フォックステリア、プードルなどが糖尿病の遺伝要因を持っており、糖尿病になりやすい傾向があります。また、避妊や去勢について、犬の場合はメスのほうが発症率が高く、避妊・去勢をしていないほうが高リスクだという調査結果があります。このような傾向はあるにしても、糖尿病飼い主である人間が気をつけてあげれば回避できる病気なので、人間の食べ物をやり過ぎないことや適度な運動をさせる環境を作ることなど、色々な工夫をしてあげることが大切です。これは血中の糖分が高くなるのでそれを薄めようとして水分を欲しがることがげんいんです。人間と同じ哺乳動物ですから、同じような生活習慣になれば糖尿病のリスクがあるのでは、と思っていましたがやはり実際にもそのようです。人間の糖尿病は遺伝的要因も考慮に入れる必要がありますが、犬や猫も同じです。
肥満との関係では、犬の場合はあまりそうとも言い切れないようです。犬や猫など、動物の糖尿病についてです。肥満だから必ず糖尿病ということではありませんし、糖尿病だから必ず肥満ということもありません。その結果水分を多くとりすぎるのでトイレの回数、主に尿の回数が多くなります。これらの症状はまさに人間の糖尿病そのものです。血糖値が高いことで他の色々な臓器や組織に負担をかけてしまい、それが最終的に健康を害することで糖尿病となります。
猫の場合はその逆で、去勢済みの猫のほうが去勢していない猫よりも高リスクだそうです。このことについては後で詳しくお話しします。症状は犬も猫も共通しており、やたら水を欲しがるようになります。そしてインスリンが少なくなっているため、たくさん食べるのに体重は増えず、むしろ減ります。犬と猫の糖尿病について見てみると、どちらもやはり血糖値が高くなることが直接の引き金になっています。
反対に猫の糖尿病は肥満とのかかわりが非常に深く、肥満になると糖尿病のリスクは跳ね上がります。これは人間と全く同じですね。品種によって糖尿病になりやすいものやそうでないものがあるようです。ここまでは犬猫どちらにも共通することばかりなのですが、ここから先はちょっと違う点があるので犬と猫それぞれについてお話しします。猫の場合はバーミーズキャットとシャムに同様のことが言えます。
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